肖像 おばあちゃんと孫を油彩で描きました

肖像 おばあちゃんと孫を油彩で描きました。
F6号と、比較的小品です。

肖像画 孫とおばあちゃん

いつも思うことですが、
どこまで描きこむか、悩みます。
村山直儀氏のように華麗な筆さばきで描けば
確かに素人目には上手に見えますが
どうしてもそこまで行きたくはありません。
結果的に中途半端な作品になりました。

肖像画 「孫とおばあちゃん」 部分


しかし私はこのほうが好きです。

最近、健康のためにチャーガチャを飲んでいます。
プロ野球の選手や監督、タレント芸能人などで愛用している人も多いそうですが
べらぼうに値段の高い製品があります。
ネットで検索して信頼のおける製品としてオススメなのが、これ

ダイエット茶、健康茶に、チャーガ茶(カバノアナタケ)!新着情報

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油彩(F6号)を3万円で !

※お写真をいただければ、それを見て制作いたします。詳細はメールでお問い合わせください。
※木枠のキャンバスです。額装はご容赦ください。
※残り1名さまとなりました

おといあわせ

肖像 おばあちゃんと孫

孫とおばあちゃん

とおばあちゃん。
永遠のテーマです。
今回は、油彩ではなく
クロッキーふうに描いてみました。

一本の線で表情を出すのです。
まず、全体の構図を考えながら、
おばあちゃんの目から描き始めました。
この目が、全体の尺度となるのです。
ですから、その位置・大きさはすべての対象の尺度となります。

何本かまちがった線もありますが
気にせず描き進めていきます。

さっと淡彩を施せば、より味わいの深いものになるでしょうが、
今回はこれで終えることにします。

同じ絵を油絵で制作中です。
近日、このブログで公開いたします。

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おといあわせ

しなやかに描く曲線

ヌードデッサン080504_1

今回のモデルになっていただいたこの女性ですが、
とくにお気に入りのこのポーズ、
全身をデッサンしていましたら、あまりきれいなのでバストのアップ。

手のしぐさも、とても絵画的です。

ヌードデッサン080504_2


そして、こんなポーズ
ヌードデッサン080504_3

ヌードデッサン080504_3

しなやかにくねる身体は、画家の創作意欲をおおいに刺激してくれます。

クロッキーはデッサンの勉強ではありません。
瞬間的にいかに形をとらえるか、という意味で勉強になりますが、
クロッキーそのものが、ひとつずつの作品だと考えています。

日夜美しいポーズを研究し、披瀝してくださるモデルさん、
それがわたしの視線を捉えると、
一瞬「きれい!」と心の中でつぶやき、
モデルさんに負けないよう、紙と格闘するのです。

描いている最中の心は、書道家のそれに似ています。
雑念が入らぬよう、一心に集中するからです。

3分ないし5分で、格闘は終わります。
10分ものポーズは、わたしには怠惰が入り込みます。

クロッキーを終えると、どっと疲れます。
なぜかわかりませんが、放心したようになります。

もっとも、いいな、と思えるものが描けなかったときは
この限りではありません。

モデルさんの持っている個性を表現できた、と思えるものは
なんど見ても飽きがきません。


今回は主に、和紙に「書き方えんぴつ」で描きました。
小学生が使うものですが、わたしはこれが好きです。
単に「3B」なだけですが‥

和紙は、筆触にかすかな抵抗があり、
的確な線がなめらかに引けます。
定着は弱いものの、コンテならもっとも雰囲気を出せます。
昔の人は、筆で描きました。
その繊細な筆さばきの妙に驚きを隠せません。

クロッキーの残像 2

ヌードクロッキー、ムーヴィングからイメージしたものです。

ヌードのクロッキー、ムーヴィングからのイメージ


とうぜん、
表情やしぐさなどは、そのときに映像として記憶したもの、
できることなら、1分でもいい、静止したポーズを描きたかった。

電車などに乗っていて、絵になる人をみると、
そのとき筆記用具を持ち合わせていなくとも
手のひらに指で描き、
あとで紙に描き移す、といったことがあります。

手のひらには、なんの形跡も残っていないけれど
目、口、鼻、髪、手などを執拗に観察しているのです。

へんな習癖です。

こちらは、固定ポーズによる同じモデルさん。

ヌードのクロッキー、後姿


ヌードのクロッキー。残像を描くーー2

ヌードクロッキーを、和紙に描いてみました。

ヌードのクロッキー、和紙に描く 2


ムーヴィングで描いたクロッキーをみつめて、
いくつも重なった線の中から
写真を現像するように心象のイメージを「現像」します。

無意識に引かれた線の中からポーズがよみがえってくるのです。

今回は、和紙にコンテで描きました。
コンテというのはやわらかく、
微細な粒子が和紙に食い込んでいきます。
すべりすぎることもなく、とても豊かな線が描けます。

あと2枚ほど。
いずれも1分ほどで描いたものです。

ヌードのクロッキー、和紙に描く 3

ヌードのクロッキー、和紙に描く 4


ヌードのクロッキー。残像を描く

ヌードのクロッキーは、3分から5分、
ときにもっと長いのもあります。

tころが、ムーヴィングとなると
モデルはまったく静止してくれません。

モデルを見ながら描いても、
なんだかお化けみたいなものになってしまいます。

そんなときは、残像として記憶が消えないうちに「現像」していきます。

ヌードのクロッキー、和紙に描く

和紙にサインペンで描きました。

ヌードクロッキーノートにあるのは、
ムーヴィングをしているときに描いたものですが、
これは記憶を元に描いたもの。つまり心象のイメージです。
見比べてみてください。

裸に、ミドルヒールの靴を持って立ち
そこからムーヴィングをする、というフェティッシュなシーンです。
時間が止まったようなスローモーションによる踊りは
このうえなく美しいものでした。

アフロのヘアのモデルさんでしたので、
水を含ませた筆で髪の部分にボカシを入れました。

ティッシュペーパーなどは
こういうとき、格好の画用紙になります。
墨汁ですばやく描くと、不思議な筆致が生まれます。

かつて、磐前(いわさき)半伍路という挿絵画家がおりました。
ティッシュペーパーによるイラストの達人でもありました。
わたしは、しばらくこの挿絵家のそばで仕事をさせていただいておりました。

画材は、どこにでも転がっています。
わたしなど、喫茶店でペーパーナフキンを使って
よくいたずら描きをします。

ヌードの肖像画はいかが?

ヌードの肖像画を描いてみようと思います。

描くのは、
先日クロッキーをしたモデルさん。
5分ほどクロッキーをしたものを元に肖像画を制作します。

鉛筆でエスキースを描いてみました。

ヌードの肖像画のためのエスキース2

  写真をクリックして拡大できます
つごう二時間あまりにわたって
このモデルさんのいろいろなポーズをデッサンしました。
ムーヴィングという、スローモーションによる動きも描きました。
目・鼻・口といった細部は残念ながら思い出せませんが、
その残像がまだ残っているところへ、描いたエスキースです。

ソバージュのアフロヘアでしたが、
髪は風になびかせ、
その髪に薔薇の花をオーバーラップさせようと思います。

この肖像画は、
このモデルさんにたいするオマージュの意味合いで制作するものです。
ですから、単なる似せた肖像画ではなく、
心象を優先した作品にする予定です。

さて、どんな作品になりますことやら。

ヌードクロッキーノート

昨日、ムーヴィングによってヌードクロッキーしたものの一枚。

ヌードクロッキー、ムーヴィング2

動いているモデルを描くには
瞬間につかんだイメージを描きとめなければいけません。

あっ、これだ!

と思ったポーズ、一本線を引いているうちに
モデルは変化しています。

絵描きは残像を追って線を続けるのです。

これは、
道を歩いてる人をクロッキーするときも同様なのですが、
モデルによるムーヴィングのクロッキーのときは、とくに
描く画用紙をほとんど見ることなく
目は絶え間なくモデルを追っています。

写真家がうらやましいな、と思う瞬間です。

同日描いた、このモデルさんの固定ポーズ

ヌードクロッキー080426_3

ヌードクロッキー080426_4


ヌード。川端康成も耽溺しそうな‥

これまでにヌードは数々描いてきましたが
これほどまでに魂を揺さぶられたのは、はじめてです。

ヌード、ムーヴィング

上は、ムーヴィングという手法。
スローモーションで踊っている姿を描く方法です。

ふつうは、ある程度の動きの後、静止してくれるのですが、
このモデルさんは動いたまま。
つまり、描くほうは途方に暮れるのです。

加山又造という画家が十数年モデルにした「ゆふ」という女性がおります。
その「ゆふ」を髣髴とさせる妖艶さ。

その動きの美しさに
しばしため息をつき、手が止まりました。
数十枚描いたものの、一枚です。

ムーヴィングとは別に
3分、5分の固定ポーズもあります。
下はその一枚です。

ヌードクロッキー080426_1

F6号大のスケッチブックにコンテで描きました。
コンテは、チョーク状になったもので、
腹で描くと面が表現できます。
やわらかく、鉛筆で消したりこすってぼかすこともできます。

もう一枚

ヌードクロッキー080426_2

淡彩で肖像画を描いてみました

水彩、なかでも
鉛筆などの線の上に淡く色をのせる淡彩は
文字どおりみずみずしくて、
しかも上手に見せられます。

肖像画、と一口に言いましても
淡彩の肖像画など、味わいがあるのではないでしょうか。

水彩 女性像

コツは、

☆鉛筆などの線は少なめに

☆できるだけ絵の具を薄く塗ること

☆白の絵の具を使わないこと

☆塗り絵のようにきちんと塗らないで
サラッと、はみ出したり塗り残したりすること

☆乾いたところで重ね塗りをすると
セロファンを重ねたようになります


人物はちょっとむずかしいかもしれませんが
花や風景なら簡単です。

裸婦

カサブランカ即興曲のヒントになった
以前につくった作品です。

裸婦とカサブランカ
  F6号の油絵

あらかじめキャンバスに地塗りを施しておき、
藍の色で大胆に、裸婦の背景となる部分だけを描きます。

裸婦は白いシルエットとして見えてきますが、
多少、陰影をほどこしました。

次に、絵の具が乾かないうちに
割り箸など(ここでは油絵筆の軸先)でカサブランカを描きました。

さあ描くぞ!、と粋がらず、
何とはなく思いつくままに作ったものですが、
肩の力が抜けて、いい気持ちでした。

遊び心を出して、
まわりを木の額縁みたいに引っ掻いてみました。

ここでは裸婦を描きましたが
動物でも花でも、なんでも可能です。
どなたにも楽しめる方法ですから。

油絵の具でなくとも、クレパスなどでできます。

喫茶店でのことです。
大きな観葉植物が下からライトを浴びて
天井にシルエットが移っていました。
墨絵みたいでとてもきれいだったので、
しばらく見とれていました。

カサブランカ即興曲

音楽で言う即興曲(インプロビゼージョン)、
さしずめ絵画では、それをクロッキーと呼んでもいいでしょうか。

たまたま、華麗に咲き誇るカサブランカがありました。
描きたい気持ちに誘われて即興二種!

ひとつは、舞い踊るバレリーナのような線を
そしてもうひとつは花びらの重なりを

カサブランカ 線画素描

カサブランカ 毛筆素描

鉛筆のものは線の動きをごらんいただきたくて
拡大してみました。
30センチ四方の紙に描いたものです。

カサブランカ 線画素描1000

鉛筆で描く肖像画、ふたたび

中山忠彦の鉛筆による肖像画を見て以来、
なぜか気になっていました。
それで描いたのが、これでしたが、

鉛筆で描く肖像画
パステルで顔の部分を軽く彩色したものの、
鉛筆の密度とうまくかみあわないような気がしました。

それで、もう一枚描くことにしました。

肖像画 女性 鉛筆2
※クリックで画像を拡大できます

今度は、
鉛筆で描いたあとに、軽く淡彩をほどこしました。

用紙は、ふつうの上質紙ですから
水がにじんでくれません。
写真の撮り方も悪かったせいか、色もあまり出ていません。

雰囲気はとても好きですが
ワットマンなどの水彩紙で描けば、より瑞々しい感じが出たでしょう。

やわらかな女性の肉体

ヌードクロッキー080308 1

今回のヌードは鉛筆で描きました。
モデルさんは体の柔らかな方で、
動的なポーズも、身動きせず、
じっとポージングしてくださいました。

ヌードクロッキー080308 2


いったい私はこういうヌードクロッキー(デッサン)をする場合
どこから描くか、と尋ねられますが、
自分でもわかりません。

要するに、決めていないのです。

たとえば次のポーズの場合

ヌードクロッキー080308 3

画面の構成から考えて背中から線を引きました。
つまり、頭は、その上に乗せたものですから
ちょっと不釣合いな関係になっています。

それをなんとかごまかすのです。

下のポーズも似たようなものです。


ヌードクロッキー080308 4


退屈しちゃうと、ときどきこんなことをします。
ヌードクロッキー080308 5


アトリエエビス・ヌードクロッキー

男性の肖像画を描く

肖像画 音楽家

久しぶりに男性の肖像画を描いてみました。
エレキの神様と異名をとる
『寺内タケシとブルージーンズ』の寺内タケシさんです。

横浜の事務所にうかがったら、廊下から壁中、
賞状や感謝状で埋め尽くされていました。
30数年前からスクールコンサートという活動を行って
青少年にエールを送っていらっしゃいます。
その活動にたいしてのものだそうです。

顔に刻まれた年輪、
空手で鍛えたがっしりした手、
青年のにおいが消えない寺内さんのイメージを
背景の赤でいろどりました。


昨年お会いした作家の安部譲二さんの肖像も描こうかなと思っています。

鉛筆で描く肖像画

かきかた鉛筆というのがあります。
2Bで適度なやわらかさ
これが私はとくに気に入っていて
クロッキーをするときなど使います。

今回は肖像画をこの鉛筆で描いてみました。

肖像画 女性 鉛筆

髪の毛の一本まで克明に描く
というのは、わたしの趣味ではありません。
空気のようにふわっとした絵が描きたくて
こんな感じで描いてみました。

じつは、
先日、中山忠彦の肖像画を見に行って
圧倒的な油絵の肖像画の大作群のなかに
鉛筆による可憐な肖像画があっったものですから
それに触発されたのです。

顔の部分だけ、
そっとパステルを使用しました。

ペットの肖像

ペットの肖像画です。
こんな絵を描いてみました。
F6号という、わりと小振りなキャンバス。

ペットの肖像「犬」
クリック拡大
写真のようにこまかく描いた肖像も目にしますが、
わたしは、そんなの嫌いです。

マリー・ローランサンには、
肖像の脇に犬を描いた作品がいくつもあります。
心なごみますね

新体操の肖像

肖像画の余技として
こんな絵を描いてみました。

新体操の女性2

キャンバスに地塗り用の刷毛で思い切り動きを表した
新体操をしている女性です。

背景の処理に不満はありますが、
こういう表現を一度してみたくて挑戦しました。
スポーツとかバレエなどに効果的です。

最終的にどんな絵になるかわかりません。
ちょっときたならしい感じにもなりましたし、
消してしまうかもしれません。

ヌード、コンテで量感を

ヌードのデッサンは
わたしの場合、たいていは線で描きます。

ちょっといたずら気を起こし、
コンテで陰影、つまり量感を施しました。

ヌードデッサン0124

あくまでも大雑把なもので、
細部の形は無視。

今度、本気で量感を表現してみようかな、と思っています

久方のヌードデッサン

ヌードデッサン 寝ポーズ
※写真をクリック拡大

しばらくヌードを描いていなかったので、
久しぶりに描きました。

描きながらバルテュスをイメージしました。

少女は最高に美しい

これはバルテュスのことばですが、
女性の中の少女性は、どこにも潜んでいます。
男たちはなかなかそれを見抜けません。

パソコンスケッチ、花を描く

パソコンスケッチ、花
※写真をクリック拡大

花瓶に挿してあった花たちが咲き終えそうなので
「水彩7」で描いてみました。
いろんな描画機能に不満たらたら、
やはりPainterが上のようです。
なにしろ描きたいように線が走らないからです。

とくによくないと感じたのは、
新しく加わったというアクリルのツール。
ボカシにしてもひどい中途半端で、
全体にいまひとつ、といった感じです。

パソコン絵画で水彩スケッチにいどむ!

パソコン絵画で水彩スケッチ!?

ヌードな、しだれ桜は油絵でした。

ちょっとワケあって「水彩7」というパソコン絵画のソフトを買いました。
「Painter」は、純粋に絵を描くためなら
十年以上も前のほうがよかったような気がします。

「水彩7」は、シンプルで、
まあまあの反応でした。

個人的には、十年以上も前に出た「Sketcher」という
モノクロ専用のソフトがよかったように思います。

で、とりあえずテストで描いたのが、ヌードな、しだれ桜の、新宿御苑の晩秋の風景。

新宿御苑、冬ののしだれ桜  パソコン画
※写真をクリック拡大

10分ほどで描きあげましたが
水彩でもない、油絵でもない、
新しい画材として、やはりおもしろいな、と思いました。
できるだけ、ボカシは加えず、
ペンタブレットの感触を残すようにしました。

蛇足ですが、
「水彩7」のマニュアルの表紙絵、
それに「水彩7」のホームページで紹介されている作品は
あまりにも質が低すぎます。
パソコン絵画教室もあるようですが、
どうしてこんなに質が低いのでしょうか。

というわけで、
わたしなりにパソコン絵画の勉強を披露していきたいと思っております。

ヌードな、しだれ桜

ヌードな光景は、
日常の私たちがどこでも見ることができます。

晩秋のしだれ桜。
もちろん花も葉も落としていますが、
その枝たちの、華麗な、ヌードな光景は
春の桜に劣るものではありませんでした。
そんな印象に触発されて、こんな絵を描いてみました。

新宿御苑、冬ののしだれ桜

場所は、以前油絵スケッチした同じ場所、
陽が落ちかかる前の、光を背にした新宿御苑の枝の群れです。
白いニンフが光臨してきたような、
神秘なまでのヌードな光景でした。

その枝の数に負けじと、
油絵としては信じられないくらい細い、面相筆のような筆で
線を、可能な限り重ねていきました。

カメラマンさんなら
おそらくもう少し日が落ちた頃、
逆光の中からまぶしく乱舞するさまを捉えたことでしょうね。



ヌードデッサンって何?

ヌードデッサン。
戸惑わされそうな、この異様なひびき。

ヌードを描くことは、私にとって中学校の二年から
ごくふつうのことになりました。
衣服を剥ぎ取った体は、
ときに美しく、とくにそうでない。
エロチシズムを感じさせるポーズに出会うと
ハッとして興がのります。

エロチシズムを感じさせるとは、
たとえばこんな感じです。

エロティックな猫

猫の手はほんとに、いつ見ても魅惑的。
どんなポーズをするときも、
猫は最上のエロティシズムをごく当たり前に演出してくれます。

人体の場合、
最近は脱力したしぜんなポーズを、
わたしは好むようになりました。

ヌードデッサン、男性

これも、一見脱力したポーズに見えますが、
実はこのモデルさん、前にも紹介しましたが舞踏をされる方で、
ここでは足の指に強く力を込めたポーズをしてくれました。
とうぜん、太ももやふくらはぎなどの筋肉も強く緊張していて
本来ならその指や筋肉の量感にもっと力を注ぐべきでした。

ヌードデッサンは、わたしにとって
一服のタバコみたいなもの。
おいしい時もあり、苦々しいときもあり。

肖像画はとにかくおもしろい!

肖像画を描き出してはや二ヶ月たちます。
油絵で描く肖像画って、意外とおもしろいですね。

ここでお見せするのは
もっぱらスターの肖像画、
ま、似顔絵ってやつですね。

いま描きかけの肖像画を

スターの肖像画11

アンジェリーナ・ジョリーです。
肖像画を描くために、
デザインで使うような細い面相筆みたいなのを買いました。
油絵でそんな筆使うなんて
私としては気が知れないくらいだったけれど、
やはり睫毛とかそういう部分がどうしても描けなくて‥

肖像画っていうと
とにかく克明に描いた作品が多いですが、
私としてはかなり克明なほうです。
前にお見せしたスカーレット・ヨハンソンのもの もそうでしたが、
ステップバイステップですね。

ちなみに上の肖像画はあと一週間ほどすれば完成です。

肖像画として、あなたはどっちがいい?

このところずーっと肖像画を描いています。
お見せできるのは主にスターの肖像画ですが、
まずこちらをごらんください。

スターの肖像画1

これは、ほとんど完成に近づいている、
わりと精密な肖像画。
それに対して、下は‥

スターの肖像画2

まったくイメージが違います。

下の作例は、
私が中学校の時代からやっている、
きわめて個人的な作法。
性格でしょうか、
きちんと描くのが嫌いなのです。

とくにこの作例では
モデルがちょっと野性的なプロのモデル、
そう以前このブログでも別な作品で紹介したケイトモス
このポーズがやけに刺激的だったものですから、
野獣派のような派手な色使いの肖像画になってしまいました。

俗に言う肖像画とは、まったくかけはなれています。
あなたがもし、ご自分の肖像画を描いてもらいたいと思ったら、
どちらを選ぶでしょう。

もっとも、
いくらなんでも
ふつうの方の肖像画をこんな派手な色使いで描くなんてのは、
私でも滅多にしませんが。

ケイトモスについては、こちらのブログもごらんください。

ケイトモスはヌードがいい

肖像画。とても絵画的な

肖像画の制作をはじめてほぼ一ヶ月。
40年ぶりかと思える本格的な油絵も
だんだん熱が入り、
学生時代の作風がよみがえってきました。

「えっ、これが肖像画?」
なんて言わず、まずごらんください。

肖像画、サミュエル・ジャクソンとクリスティーナ・リッチ


ちょっと写真のピントがあわなかったようです。

この肖像画で意図したのは
絵画的なタッチ。
細部はほとんど描いていません。

F10号という、ま、ほどよい大きさです。
「ほどよい」というのは、
腕をいっぱい伸ばして描くとき、
ちょうど腕が画面全体を隈なく動かせる、そういう大きさのことです。

まず、地塗りをしていない真っ白いキャンバスに
やや大きめの筆にバーントシェナという茶褐色の絵の具をつけ
デッサンをしていきます。

サミュエルジャクソンの顔の部分が、その下書きのデッサンそのままです。

サミュエル・ジャクソン頭部

筆は、できるだけ先っぽのほうを持ちます。
手首と腕を使って描くからです。
指先はただ支えるだけにすぎません。

こうしてある程度の形ができると、
少しずつ色をつけていきます。

女性のほうは、少しやさしく描いていきました。

クリスティーナ・リッチ頭部


背景はわずらわしいので極端に省略しました。
洋服も、とくにサミュエルジャクソンのシャツは皺だらけでしたが
描きこみませんでした。

肖像画として描いたので、
顔の部分だけは慎重に筆を進めました。
ただ、タッチに全体の調和がくずれないように留意することはたいせつです。

だいたい、こんな感じで
わたしは学生時代に風景とかを描いていました。

いま肖像画を制作しようとして、
こういう作風もいいんじゃないかと思っています。

実際のモデルを前にして、
その人の雰囲気に合わせてポーズや角度、ライティングを決め
臨場感のある肖像画を描く。

これがわたしの計画です。

ヌードデッサンの心得帖

ヌードデッサン。
ふつうの人は(とくに男性)「ヌード」ということばにひっかりますね。

私が最初にヌードデッサンをしたのは、
中学校の2年生のときでした。
校長先生が私を市民会館に連れて行ってくれたのです。
ただ「デッサンの勉強」
と言っていたのに、それが女性のヌードとは…

ときは1960年ごろでしょうか、
ヌードはおろか、水着でさえまぶしかった時代です。

もちろん、ドッキンドッキン、
どうやって描いたのか、覚えていません。
でも、ドッキンドッキンはあったけど、
美しいものだという印象、
それに、形を取るために一生懸命見つめたこと、
それくらいは覚えています。

ま、そんなわけで
ヌードを見られるのは絵描きの特権だ
なんて、以前は言われていたんですけどね。

さて、
氾濫しているハダカですが、
ヌードデッサンの世界は、とってもスピリチュアルです。
ヌードクロッキーをする場所は全国にいろいろありますが、
初心者の方でも遠慮なく入れます。

脚の伸ばして座るヌード


はじめて絵を描く方?
鉛筆とクロッキーブックを買って出かけてみてください。
写真みたいなヌードを描くのが目的じゃありません。
その時間を、線を引き、形をつかむことで楽しめばいいのです。
永覚時間より、モデルを観察する時間のほうを、多く。

これ、けっこう右脳の活性化にいいんですよ。

脚を組むヌードなケイト・モス

ケイト・モス ヌード

ケイト・モスのヌードを描いたこの作品は、
原寸に近い、とっても小さな油絵です。(F4号)
描きかけの凸凹のあるキャンバスに描いたものですから、
なおさら画肌が粗くなっています。

よくご覧になると、
目とか口などの細部は、ほとんど細かく描いていません。

一般に肖像画では
細部を嘗め回すように克明に描きますが、
どうもなじめません。

絵が死んでしまうのです。

この作品の場合、
太い筆で、根元のほうを持ち、
キャンバスから少なくとも50センチぐらい目を離して描きました。
(老眼だから???)

幼子の肖像画

suzu_shouzou

肖像画 「椅子に立つ幼子」 F12 oil painting

肖像画といっても、
ふつうの肖像ではありません。
さりげないポーズを選び、
背景も少し室内の雰囲気を演出してみました。

顔をこんなにリアルに描写するのは
わたしとしてはあまり好きではありませんが、
肖像画として、ともかく描き込んでみました。

たて60センチを超える作品ですが、
全身を描き込んだことで、顔は小さくなりました。

ウエディングの肖像画を描いてみました

aya_wedding

白のウエディングドレスの新婦さん。
披露宴の待合室でのツーショットです。

これは、油絵の肖像画のエスキースとして描いたもので
アクリル絵の具によるものです。

背景は、ウェディングのドレスが引き立つように
ピンクがかったベージュ系にしました。
人物を背景にとけ込ませるために、ちょっとした工夫がしてあります。

油絵はF12という、比較的大きな作品です。

元女性首相の裸の彫刻

都庁の広場でも裸身の銅像が堂々と陳列され
日本もずいぶん変わりました。

ところで、所変わってウクライナ。
男性に持ち上げられた全裸の女性の肖像彫刻がつくられました。
なんとそのモデルは、元首相。
美人で名をはせたユリア・チモシェンコが、その人。

一流彫刻家のてになるもので、顔はそっくりだそうです。
今は作家のアトリエにあるそうですが、
まだ石膏像のままで、
街頭や公園に陳列されるかどうか。


世に肖像彫刻の類は数ありますが、
それにしても、すごい!
西郷さんも上野で「負けた!」と叫んだとか‥

わたしは
絵でヌードの肖像を描きます。
西欧ではけっこうお年を召した方でもヌードの肖像を描いてもらっていますね。


逆光の人物を透明水彩で描く

okuyama


これは、単なる練習です。
逆光の人物を、ホワイトをいっさい使わない透明水彩で描く。
(じっさいはリキテックスを使っているので、完全に透明ではない。
リキテックスは絵の具がすぐ乾いてしまうこと、それに
渇いたら色が変わってしまうのがやっかい)

さて、上の絵は
雑誌の小さな写真をみて描いたもの。

逆光で鼻の形がしっくりこないですね。

描き過ぎないうちに、途中でやめてしまいました。

ケイトモスはヌードがいい

kate_moss_nude_oil_3

kate moss nude oil F6

描きかけのケイトモス。

というか、描きすぎてしまって
消そうか消すまいか、ためらっているものを、そのままアップしてしまいました。

油絵なので、
髪の毛などは、大きな平筆でさっと一筆書き調なのだけれど…

kate_moss_nude_parts


ケイトモスは、やはりヌードが似つかわしい。
若いときの美しい身体をこうした形に遺すことは
かけがいのないものですね。

日本も、ヌードに対してずいぶん寛容になりましたが、
それでもまだ欧米に比して消極的。

先日来、
新宿のクラブのママさんの依頼でセミヌードを描いています。
お店に飾る、とのこと。
お店に出るときはいつも和服だから、
常連客もビックリすることでしょう。

できれば一年ごとに新しく描き変える、というのもいいのでしょうけど。

できたら、このブログでアップしたいところですが、
ご本人はどうおっしゃるか…

透明水彩のみずみずしさを

lady_1


水彩画は、やっかいな手法です。
まるで、はれものに触るみたい。
描きすぎて、白で修正を施すと、とたんに透明さが失われる。

上の作品は、とりわけ吸水性の高いワットマン紙で描いたものですから、
描くたびに吸い込んでしまい、
薄いものを何回も重ねていって、描き上げました。

油彩なら広い筆のひとつのタッチで描ききれるものを、
なんとわずらわしいことか。

でも、それなりに瑞々しさが表現できるのですから、
また格別。


肖像画について

scarett johansonn_water

肖像画がおもしろく感じられてきました。
よくある「肖像画」ではない。
命の宿った肖像画。
空気のある、とでも言っていいでしょう。

村山直儀氏の華麗な作品は、誰が見ても美しいと感じます。
わたしも、肖像を単なる似顔絵だとは思っていません。

たまたま練習のため
いろいろな手法で実験していますが、
透明水彩は、ほんとうにやっかい。

上の絵はスカーレット・ヨハンソン、
映画『真珠の首飾りの女』などで知られる、美しい女性。

この絵も、
ホワイトをいっさい使わずに描いてみました。(使用したのはリキテックス)
油絵ならお手の物ですが、
透明水彩にはそれなりの、文字通り「透明さ」があります。

わたしは、
日常のさりげないしぐさを、肖像画として描いてみたい。

写真を見て描くのではなく、
じっさいに、本人に会い、
その人の人となりを感じながら描いていきたい。

これから死ぬまで、何人の人を描けるかわからない。
カンバスに向かいながら死ねたら、うれしい。

ケイトモスのヌードを描く

kate_moss_oil1

いわゆる肖像画を描くための習作。
上はF6という、油絵としては小品にあたる作品です。

kate_oil1_part

明のなかの明、暗のなかの暗、
それを描き出すことが、画家にとって重要なこと。
といって、細部に拘泥しすぎると画面の統一感がこわれる。
そこへいくと、神業級のテクニックを持っているのが、
前にあげた村山直儀氏。

kate_moss_pencil_1

↑鉛筆で描いてみました。
EBという比較的柔らかい鉛筆。
紙は水彩紙だから凹凸がはげしい。

kate_moss_pencil_2

↑少し堅めのB3の鉛筆で。

kate_moss_watercolor

↑水彩となると、テクニックはさらにエスカレートする。
白を使わずに白さを追求するのは至難の業。
たまたま失敗した一本の線が致命傷を与えることになるのです。

村山直儀に唖然!!

何げなくネットを徘徊していたら
村山直儀という作家に出くわしました。

なんたる技巧!
ショパンの超絶技巧曲に似て
テクニックの粋を、これでもか、と披瀝していました。

思えば小学校に入る前、
知らないオジサンが墨絵を描いてくれて
それに魅せられ、
以来絵の道に進むことになったわたしです。

大学のデッサンの授業で、
「あなたは巧すぎるからな」
と指導者(いまは教授?)に言われ、
以来、巧く描くことにためらいを抱き、
迷い子になっていました。

絵描きの道も政治が主導しています。
わたしは一切、そういう仲間に入らない。
死ぬまでそうするだろうけれど、
ネットという場所が得られたのは、わたしにとってはうれしいこと。


さて、冒頭の村山直儀に倣って
人物画を描いてみました。
私の大好きなニコールキッドマンの写真から。

nicole_kidmann

                                               油絵 F8

村山氏の足元にも及ばない。
けれど、私はこれから
この道をしばらく進んでいこうと思います。

ついでにこんなのも

kate_moss_oil2

                                               油絵 F8

これはトップモデルのKate Moss 。
妖艶で、美しい。

室内のヌード

室内のヌード


8号の油絵です。

わたしは、どうもめんどうくさがり屋で
きっちり仕上げることが苦手です。
描きすぎると必ず失敗するのです。

これは性格だから仕方がありません。

それでも、植物なんかを描くときは
けっこうしつこく描くのですから
我ながら不思議です。

黒い紙に描くヌード

ヌード クロッキー 黒


黒のケント紙に、メタリックカラーペンを使って描きました。
A5判の小さな作品です。

メタリックカラーペンは、もともと太い線が出ませんから
大きな作品には使えません。

花のような線画には向いているかもしれません。

いろいろな色があって、
それなりに楽しめます。

間違った線を消すことができません。
かといって慎重に、となると
クロッキーの心が逃げてしまいそうで。


脚の伸ばして座るヌード

脚を伸ばして座るヌードです。

柔らかな姿態のこの女性には
とくに魅せられました。

何本かムダな、間違った線があります。
これは鉛筆ですから消せるのですが
消しゴムを使いたくなかったので
そのままにしました。

椅子とヌード

椅子に手をかける裸婦

椅子に手をあて
軽く体重をかけて立つポーズです。

10分あまりで描きましたが
顔がやや小さめになったことをのぞけば
デフォルメはあまり施していません。

胸から腰にかけての線がとてもきれいです。
ムダな線を排して陰影をほどこせば
レオナルドフジタばりの作品にできそうです。

ただ、わたしは
モデルを前にして描かないと
どうしても描く衝動がおきません。

描き治すことに抵抗があるのです。
でも、やってみることにします。
ペンで描いたらどうなりますやら。

脚を組むヌード

ヌード(裸婦)6.27_2

前の作品と同じモデルさんです。

描画用具もEEの鉛筆を使っていますが
前作がA5判と小さい画面だったのに対し
こちらは60センチもある水彩用の画用紙。
勝手がまったくちがってきます。

こうして比べてみると
貧弱な感じになってしまいますね。

画面が大きくなればなるほど
ストロークが大きくなります。
本当ならコンテを使うべきでしょうが、
そんなわけで失敗作でした。